福井県越前市今立地区(旧今立町) "越前和紙 由来の地"

「越前和紙」は、福井県越前市の今立地区(旧今立町)で製造される和紙で、この地区は、日本国内初の和紙産地である。
そして、かつて、越前和紙の職人たちが、その技術を全国に普及させ、和紙の各産地が形成されたという。それ以来、越前和紙は、紙幣や、証書、画用和紙など、様々な要素に使われることになる。

今立地区に最初の越前和紙の由来の地がある。
大滝神社・岡太神社である。
約1500年前に紙祖神「川上御前」が越前和紙の作り方を里人に伝えたとされる。その「川上御前」が祀られる岡太神社。
圧倒的な存在感で、神々しい感じが身を引き締めさせる

この今立地区は、現在60ヶ所以上の製紙所があり、和紙の生産量・職人数共にに日本一を誇る、和紙の聖地である。
1500年もの伝統を受け継ぎながら、奥の深い越前和紙の"よさ"を世界に発信しようとする者もいる。

今度は、現場で"紙漉き"をこの目で見て、職人さんの話をじかに聞いてみたい。


0コメント

  • 1000 / 1000