新潟市

新潟県新潟市は、日本海側の最大の人口の多い都市で、唯一の政令指定都市である。そして、東京からも新幹線で約二時間で来ることができ、身近さを感じる。
新潟駅の万代口から大通りを通りをまっすぐ5分ほど歩くと、そこに
突如、木橋が現れた。
萬代橋と書いてある。
街の人の話によると、この付近まで、街のシンボルの萬代橋があったらしい。昔は信濃川の川幅が約700M近くあったらしい。※ちなみに信濃川は、日本一長い川で、長野県、新潟県両県にまたがる。長野県では、千曲川(ちくまがわ)と呼ばれることが多い。

そして、さらに道を進む。
これが今の萬代橋である。大きな信濃川にかかっている。石造りで風格を感じる。さっきの木製の橋とはまた違う。

萬代橋は、バンダイバシと今現在は音読しているが、かつては、ヨロヅヨバシと呼ばれていたそうである。

今の橋は、三代目だそうだ。初代は、明治19年(1886年)に木橋として架けられた。長岡藩の新潟町と隣の新発田藩の沼垂町の互いの発展のため、必要な人・モノの行き来のため、作られたそうだ。その後、大火事や事故などで、いろいろな出来事を乗り越えて、今の三代目の橋に至る。
三代目も新潟大震災や第二次大戦も乗り越え、街とともに必要不可欠な橋になっている。そして、平成16年(2004年)には、国の重要文化財に指定され、新潟の「萬代橋」から日本の「萬代橋」となった。

0コメント

  • 1000 / 1000